パスポート用写真の規定がより厳格に

2021年5月18日の改定を受けて

AI化の進む出入国管理時顔判定

パスポート証明写真のイメージ

令和3年5月、日本のパスポート申請用写真規格が改定されました。
柿の木坂証明写真スタジオが詳細を確認したところ、もとより厳しかったパスポート用の証明写真の規定が、更に厳格化された事がわかりました。

今回、変更になった内容を具体的にご案内いたします。

新しいパスポート用証明写真規定概要
参考サイト(外務省)
寸法・比率について
輪郭について
目の周辺に関しての細則
画像修正について

新しいパスポート用写真規定

ますは写真規定をご案内いたします。分かりやすいように新旧規格を比較すると写真の通りで、項目が増えているのが分かります。内容についてご案内いたします。

参考サイト

パスポート申請用写真規格詳細は外務省のサイトで案内されております。パスポート申請前に下にご案内する外務省サイトも合わせてご覧下さい。

外務省サイト
パスポート申請用写真の規格(令和3年5月18日更新)

変更点のご案内

顔の寸法について

 新しい規定では、顔の寸法について両耳から写真の左右の空間が2mm以上の余白がある事を指示しています。通常、証明写真は顔の上下寸法(頭頂から顎の先端まで)を指定することが多いのですが、新しい規格に則れば赤ちゃんや幼いお子様のように上下左右の比率が近い場合は、両耳のスペースが空くよう顔の長さを意識した撮影を行い、上下左右の許容内に顔が収まる様、微細なトリミングが必要になる場合も出て来るでしょう。
 柿の木坂証明写真スタジオにてお任せいただければ、規格に沿った写真を撮影・作成いたします。ご安心下さい。

輪郭が露出していること

 輪郭についても、必要要件の第6項として記載されています。これまでこの内容については、第4項目の無帽の詳細情報として記載されていましたが、今回新しく独立項目となりましたので、この部分の写真審査はより厳しくなる可能性を考慮しなければなりません。例えばフェイスラインを完全に出し、可能な限り耳を隠さず、大きなピアスやイヤリングなどは外す方が無難といえます。

目の周辺条件

目と目の周辺に関する規定

 さらに第8項目として「目の周辺条件」が追加されています。目の領域に髪の毛がかかることは当然、つけまつげや眼鏡のフレームの陰にいたるまで明記されましたので、充分な注意が必要です。今まででNG例が多い内容について追記されているような印象です。
 また、外務省より頒布されている詳細なpdfでは、カラーコンタクト(ディファイン含む)についてもNGと明記されました。新しくパスポートを発行する、パスポートに切り替えるなどの実例が増えるに従い、更なる情報をご案内出来るかと思いますが、申請の妨げになる可能性の高いカラーコンタクト・ディファインは避けましょう。また「意図的にフラッシュやライトの形状が写り込んだもの」もNGとなっております。最近はまるやハートのおしゃれなキャッチライトを入れるものが多く出ていますが、パスポート申請用写真については注意が必要です。柿の木坂証明写真スタジオでは、キャッチライトを入れる事を目的としたライティングは行っておりませんが、皆様お一人一人のより良い表情を引き出すため、多灯ライティング撮影を行っております。結果として入る綺麗なキャッチライトは、意図的に移し込むものとは全く別のものです。ご安心ください。

人物と背景の境界について

 これまでも「人物と背景の境界が不明瞭なものは不可」という条件はありましたが、今回さらに具体的に「頭、髪、服装等と背景の境界が不明瞭なもの」と改定されました。白髪の方は申請用写真の背景色を白で撮影すると写真NGとなるケースも想定されます。また、背景色と同じ色の服装も避けましょう。

美白処理、画像修整などについて

 今までも画像加工・画像処理はNGとなっておりましたが、美白、美肌処理は運用上はグレーゾーンでした。
しかし、今回の変更で、一切の修整もNGと明記されております。
 最近は証明写真BOXでも美白処理や美肌処理が出来るようになっておりますが、パスポート申請用写真についてはNGとなっておりますので注意が必要です。